自分の持ち場

何度か書いてますが、、、この春から、カー君が働き始めて、
次から次から、こんなにいろんな事があるもん?って言う位、本当にいろいろありました。
 
障碍者雇用ということに関して、当事者として言いたい事は山ほどありますが、
それよりも、本人にある問題を、一つずつクリアしていくことも大切です。
 
かと言って、学校のように参観日があるわけではないので、職場の様子が、母には全くわかりません。
そこに、問題点ばかりを列挙されても、手の打ちようがないわけです。
 
それで、職場でのことについては、全てをジョブコーチさんにお任せしていました。
 
もちろん、頻繁に電話で連絡は取り合っていたのですが、
先週、半年ぶりにジョブコーチさんと面談してきて、母の中で、少し見えてきたものがありました。
 
職場からは何度も注意があり、ジョブコーチさんもどうにかしようと策を施し、
それでも、改善できなかったカー君の問題
 
 
どんな職場でも、担当する持ち場があります。
自分が担当する持ち場の仕事をするものです。
もし、自分の担当持ち場の仕事がなかったら、他の誰かの持ち場を手伝うこともあります。
 
これが理解できなかったようです。
 
自分の持ち場の仕事をしないで、他の持ち場の仕事をしてしまう。
それを問題だと思っていない。
 
同じ職場での仕事だから、自分の好きな方をやってもいい・・・とでも思っていたようです。
 
そう勘違いさせる“何か”があったのは間違いないと思うのですが、
多分、その原因を作った方々は、そんなことには全く気付いていないことでしょう。
だってそれは、自閉症特有の思考によるものですから、、、
 
とにかく、カー君のその勘違いを訂正しないと、どんな策を練ろうが、問題の解決はないと思いました。
・・・ということで、先日、ちょっと母がキレて見せて、懇々と言い聞かせました。
 
2011/12/16