３月なのに５cm以上の積雪があった日、朝は雪がなかったので自転車通学をさせた時の話です。
結局、電話がかかってきて迎えに行きました。昨日＝火曜日は太鼓の日なので、歩いて帰ると時間に間に合わない。だから、車で帰ります。・・・はい、わかりました！実は昨日、自転車通学したものの、ヘルメット(義務付け)を忘れて行ったのです。それも踏まえてのお話です。
帰ってから担任の先生からの連絡を見ると、朝、「ヘルメット忘れました」と言いながら、ＫＡＴが職員室に入ってきたそうです。それで、その事を叱られました。これは当然です。でも、それに加えて、雪の日に自転車通学したことも叱られたようです。えっ？でもそれはＫＡＴではなく、母が悪いのですが・・・。
実は、ＫＡＴは徒歩通学しようとしていたのです。でも、用意していたら、制服の名札が取れていたことに気付いて、それを付け直していたら、時間がギリギリになってしまったのです（これも、前日に気付いていたのに忘れていた私のせい・・・）。玄関でかなりパニクっている様子だったので、外を確認したら道路には雪がない！で、自転車通学に変更させたのでした。（ＫＡＴは徒歩通学は7:15、自転車通学は7:25出発と決めている！）
話は戻って、学校での様子について思ったこと。
普通なら、見つかっていないのに、わざわざヘルメットを忘れたことを自己申告しに行く生徒なんていないだろう。自分のした事、特に悪い事をした時それを自分で認識した場合、それを隠すという知恵がない！確かに親にとっては、見えない所で悪事を働いてきた場合、ちゃんと知らせてくれるので、それは有り難いことなのだが・・・。
もう一つ・・・「だって、お母さんが自転車で行ってもいいって言ったから」と言い訳ができない。自分の責任ではないことでも、その事実だけを取って叱られてしまう。多分、叱られ方にもよるでしょうが、少し前なら、そんな理由でパニックになっていたこともあったに違いありません。
大きくなって、生活する社会も少しずつ広がって、関わる人も多くなってくると、トラブルも多くなるだろうと思います。常に親やサポートしてくれる人が付いてくれているわけでない中で、何かがあった時、誤解される事が多いこと、自己防衛ができないこと、これは本人とってはとても不利です。
コミュニケーションに障碍を持つ自閉っ子。ＫＡＴの一番弱い部分が言葉の理解。現在の大きな悩みであり、課題の一つです。
