合理的配慮

今朝のカー君との会話、母が洗濯物を干しに二階へ行き、
もうすぐ出かけるカー君。
カ「ゴミ出ましたか?」
母「出しました。」
カ「今日もプールに行きます。」(昨日も行った)
母「今日も行くの?」
カ「週に2回泳ぎます。早く泳ぐ練習です。」
母「今日は休みじゃないの?」(プールは月1回火曜日が休み)
カ「お仕事です!」
母「違うって。プールお休みじゃないの?」
カ「お休みは来週の火曜日です。」
おぉ~~音声言語だけで会話が成立してるじゃん♬と思った(笑)
じゃなくてですね、、、お気づきでしょうか?
プールの話をしているのに、なぜ突然仕事の話になるのでしょう。
多分ですが、自閉症の人は会話の前後のつながりというものを、
ほとんど意識していないように思います。
だから、いきなり突拍子もないことを言い出したり、
会話の流れとは違う話を始めたり、
これも脳機能の違いなのでしょう。
こういうことって、知的レベルの高い自閉症の方たちとの会話には、
日常的に起こっているのではないかと思います。
「わかりました」って言ったのにやってないとか、
違うことをやってるとかは、
本人の中では、途中から違う話に変わってしまっているのに、
周りが気付かずに、話が通じているもんだと思い込んでいる場合が、
多々あるような気がします。
これは、周りのちょっとした話し方の工夫で、
合理的配慮ができるはず!


実際、こういうことで困っている人、多いです。
本人は言われた通りにやってる。

なのに、何やってるんだ!と叱られる。
どっちが間違ってる?と聞かれたら、
自閉症だってわかってるんなら、言った方が間違ってる。
2016/3/6