3度目の就活は自分で!

カー君の今回の就活について、記録を残しておこうと思う。
去年の春頃からだったろうか?いきなり「一般就労します!」と言い始めた。
最初は相手にしていなかった母だが、あまりに言い続けるので、7月になって相談支援員さんを交えて話し合った。
母はカー君に言った。
「以前のように一緒に就活することはできない。どうしても一般就労したいなら、支援員さんと相談しながら自分でやりなさい。」
カー君の意志は固い。
とりあえず、9月に開催される合同面接会にエントリーすることにした。
その準備のために、ハローワークに行って求職登録をしてこないといけない。
カー君は一人で行って、手続きを済ませてきた。
これは本気なんだとやっと認識した。
その後、何度か支援員さんと一緒にハローワークへ行き、合同面接会のエントリーをした。
合同面接会…ここで決まることは難しいと思っていたが、3社のうち、実習をしてくれそうな所が1社あったらしい。
が、結果は予想通り全滅だった。
すると、カー君はまた動いた。
卒業した学校に行って、先生方に相談してきた。
その日のうちに電話があり、1つの会社を紹介していただいた。
ハローワークに求人が出ていると教えていただいたので、翌日、カー君にその会社の求人票を取りに行かせた。
そして、相談支援員さんに連絡して、ハローワークから会社にアポイントをとっていただいた。
その後、見学・実習・面接、全て支援事業所のスタッフとカー君で動いた。
母は進捗状況を連絡してもらい、それをカー君にわかるように伝える役割。
そして、カー君は一般就労の目標を達成した。
今回の就活は全てカー君が自分で決めて、自分の意志で動いた。
ここまでできるようになったカー君を、母はもう何の心配もしていない!