約20年後にわかったこと

友人のマラソン大会の投稿を読んだ時、カー君が小3のマラソン大会で、いつの間にかジャングルジムに上り、走らずに声援を送っていたことを思い出した。

もちろん先生に見つかり、走らされたことは言うまでもないが、クラスメイトを応援して作戦失敗という結果に笑わされた。

そんなことを思い出しているうちに、もう一つ思い出したこと。
カー君は小1,2の運動会の徒競走で、途中で急ブレーキをかけて走るのをやめ、逆走し始めるということがあった。
「小1の運動会でそれをやって、周りにウケたから小2でも同じことをした」というのが、当時大人が出した理由だった。
でも、そうじゃなかった事が約20年後にわかった❗️
ビデオテープに保存してあった映像をDVDにしていただく機会があった。
運動会の映像を改めて見た時に気付いたのは、カー君がブレーキをかけたのが、先頭の子がゴールテープを切った瞬間だったこと。
かけっこのゴールはテープを切ることだと認識していたとしたら?
あるいは、自分もテープを切りたいと思ったから?
誰かが先にしてしまったから、自分はやり直そうと思ったのではないだろうか。
競争心がないから、最後まで走らないんだろうとかも思っていた。
とんでもない!カー君の負けず嫌いは後々明らかになる。
そう考えたら、負けず嫌いの行動はその頃からあった。
周りの大人たちが、自分たちを納得させるために考えた理由が、本当は違うことを、彼らは教えてはくれない。
だけど、違うよ~~と思っていたことは間違いないだろう。